経営戦略学会

創立20周年記念大会 記念講演・特別講演

創立20周年記念大会(2月3日開催)において、大月博司氏と小宮山悟氏が講演されました。

記念講演:『経営戦略の多元的二重性問題』

講演者:大月博司氏(前経営戦略学会会長/早稲田大学名誉教授・中央学院大学特任教授)

大月氏の記念講演では、多くの研究者が参加されました。大月氏は、ESGをはじめとした多元的課題が多い時代では、

二つの要因間を相互依存や補完、有効化しているとみなす二重性アプローチが重要であることを説明し、

経営戦略研究でも二重性アプローチの有効性について事例を踏まえて述べられました。

大月正面 大月正面
記念講演の様子

特別講演:『才能を伸ばす(つぶす)人材育成・活用方法ー私の人材マネジメント論ー』

講演者:小宮山悟氏(早稲田大学野球部監督)

小宮山氏の講演は一般公開され、会員以外の方も多く参加されました。

講演では、早稲田大学野球部の歴史や選手時代の経験が選手指導の源にあることを述べられました。

そして、選手指導における指導者の役割や練習を継続することの重要性、理想とすべき野球部の姿について、

小宮山氏の選手・監督経験を交えながらユーモラスに話されました。

講演後は、懇親会にも参加され、来場者と談話したり、質問にも答えられていました。

小宮山監督正面写真 小宮山監督横写真
特別講演の様子